グローバルレベルの医療を
もっと身近に

私は慈恵医大とその関連病院で19年間研鑽を積みました。2012年からはフランス、デンマークを中心に欧州先進7か国において、手術指導医として各国の医療を知る機会に恵まれました。そこで私は、日本で当然と思われている治療が欧州では全く行われていなかったり、またその逆のこともあることを知りました。

どんな治療にもエビデンス(根拠)が無くてはいけません。若い先生たちを教育する側として各国の治療のエビデンスを比較検証し、欧州と日本の医療の違いを理解していく中で、「効率的な診断」と「意味のある治療」を行うことが、私ども医療人のあるべき姿だと考えるようになりました。

これまでの国内外での長年の臨床経験を活かすために、クリニックレベルとしては最高水準の検査機器を導入しました。「自分が患者だったらこうして欲しい」、そのような医療を皆様に提供していきたいと思っています。どうぞお気軽にご相談下さい。

院長 宮崎日出海

院長紹介

氏名宮崎日出海
HIDEMI MIYAZAKI M.D. Ph.D.
専門領域耳鼻咽喉科学、耳科・神経耳科学、頭蓋底外科学
手術耳科手術、鼻副鼻腔手術、神経耳科手術、頭蓋底手術(聴神経腫瘍手術)

経歴

1993年東京慈恵会医科大学卒業
同大学耳鼻咽喉科学教室助手
2004-2005年欧州臨床留学(仏マルセイユ大学、伊グルッポオトロジコ、丁コペンハーゲン大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
2007年国家公務員共済組合連合会 東京共済病院 耳鼻咽喉科部長
2008-2009年聴神経腫瘍手術の神経機能温存のための「術中持続神経モニタリング電極※」を開発し、特許取得(東京大学脳神経外科准教授・中冨浩史医師と共同開発)
2012年仏コースクリニック 頭蓋底外科部門 客員顧問
2013年丁コペンハーゲン大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 客員教授
2015年東京女子医科大学東医療センター 客員教授
京都大学、山形大学、慶応大学、関西医科大学 非常勤講師
2018年耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科 宮崎クリニック開院

著書・分担執筆

健康生活マガジン「健康一番」けんいち vol.15
「めまい、耳鳴り、頭痛の対処法」雑誌寄稿
出版社: ベースボール・マガジン社
ページ数 : 114p 出版年 : 2018年
P31〜33「難治性メニエール病に対する術中持続神経モニタリングによる前庭神経切断術」
Lloid SKW, Donnelly N eds.
Advances in hering rehabilitation. Adv.Otolaryngology.
” Intraoperative auditory system monitoring.”
Basel: Karger,2018.
欠畑誠治編.
中耳・内耳疾患を見逃さない!.
”聴神経腫瘍”:
ENTONI 2017;208:45-51. 2017年7月
Sekhar L, Fessler R.edits.
Atlas of Neurosurgical Techniques: Brain 2nd Edition.
”Endoscope-Assisted Microvascular Decompression”
New York: Thieme Publishers. 2016
私はこうしているー耳科手術編.
”耳科手術における神経モニタリング“:
JOHNS 2016;32(9).2016年9月
森山 寛、小島博己 編.
耳鼻咽喉科エキスパートナーシング(改訂第2版).
東京:南江堂. 2015年11月.
脳神経??
“術中神経モニタリング”:
JOHNS 2014;30(10):
1463-1467 . 2014年10月
森山 寛、小島博己 編.
ENTコンパス.
東京:ライフ・サイエンス社.
2014年3月
Natasha Pollak edits.
Endoscopic Ear Surgery.
“The Endoscope-Assisted Minimally Invasive Retrosigmoid Approach
” Philadelphia: Plural Publishing Inc.2014.
Functional Surgery of Cerebellopontine Angle
By Minimally Invasive Retrosigmoid Approach
著者: Jacques, M.D. Magnan, Bhavin Parikh,
Hidemi, M.D. Miyazaki,
出版社: Jaypee Brothers Medical Pub
出版年 : 2013年
加我君孝 編.
新生児・幼小児の耳音響放射とABR.
“聴神経腫瘍の術中モニタリング”
東京:診断と治療社. 2012:144-149.
手術・処置に役立つ臨床解剖.
”聴神経腫瘍手術(後頭蓋窩法)のための臨床解剖”
JOHNS 2008; 24(3):353-357.